胃潰瘍になったことがあり、それは恐ろしく激痛だった。
胃潰瘍の原因となったストレス
最初に勤めた会社に同じ年齢で、先に働いていた人物がいた。
共通の友達が多く、最初は仲良くなれそうと思ったが、受け付けない人物とすぐにわかった。
彼の方が、先に働いていた分、パソコンに慣れており、ソフトを使いこなした。
私は基本的なことしか身につけておらず、実力に差があった。
友達としてなら普通に話せるが、仕事となると上から目線で人をバカにしてくる言い方なので、イチイチ苛立った。
ネチネチ系な言葉攻めで、何度も殴ってやろうかっと思った。
職場なので、毎日のように顔を合わせるから、喧嘩したらその後、気まずいので我慢し続けた。
初期メンバーで、会社に最後まで残っていた若手は彼1人だけだった。
彼のせいで辞めたのは、私を入れて3人。
さらに、元凶の彼の父親が本社で働いていた。
親子2人とも会社にとって、元凶というのを上の人間が気付いてくれるのが遅かった。
彼がいなかったら、私はその会社を辞めていなかっただろう。
そう、ストレスの原因だった。
私は退職後、別の会社に勤めて技術や能力を高めた後、独立した。
数年後、親子2人とも会社を退職した。
その2人のことだから、他ではうまくいかず会社に戻ってくると思った。
別の会社に勤めてわかったが、その会社は残業代をキチンと払ってくれたり、いろいろ待遇がよかった。
人間関係もその2人さえいなければ、円満だった。
当時の上司に再会した時に、私は「2人は必ず戻ってくるはず」と伝えたら、やっと元凶というのを気付いた様子だった。
すでに「会社に戻りたい」と親子2人とも話にやってきていたみたいだが、断ったそうだ。
元凶が近づいてきた
元凶の彼も独立したようで、私に連絡がくるようになった。
一緒に仕事をしたい風だったが、彼の下請け的な感じでマージンを取って、私に仕事を与えるような流れだったので断っていた。
そんな時、別経由の友人が会社を立ち上げたが、仕事がなくて困っているので何かあったら回してほしいと連絡があり、そのタイミングで元凶の彼から大きな仕事の話をされた。
私は2人を会わせて、勝手に仕事をしてほしかったが、私が間に入らないといけなくなった。
さらに、メインで私が作業することに...。
最初の顔合わせの時点で、私はトイレで、吐いてしまった...。
やばい。彼と一緒に仕事をするとなったら、早くもカラダが拒否反応を起こしていた。
仕事の発注元の企業は隣の国で、多くの人間が間に入っていた。
修正のメールは、Reがズラッと並び、7人くらいの経由で転送されてきた。
これだけ間が入ってマージン取っているはずだから、少しは文章をまとめたりできないの?と言ったことを覚えている。
私がメインで作業しないといけないのに、仕事が欲しいと言った人物はほとんど何もせず、作業的なものは、さらに別の人に依頼していた...。
なんて私はバカなのだろうっと思いつつ、早くこの仕事が終わるのを願った。
結局、終えるまで半年くらいかかり、私には大きな報酬が入ったが、間に多くの人間や会社が入っているので、元の請求額はとんでもない金額だろうっと思った。
仕事を終えたが、私のカラダが耐えきれなかった。
夜中、寝ていたら、お腹に激痛が走った。
耐えられない激痛が数分おきにやってくる。
妻の運転で、深夜に開いている救急病院へ向かった。
そこで胃潰瘍というのが判明し、デカい注射を肩にされた。
胃潰瘍は、ストレスなどで胃に穴があく病気。
痛みが治まり、痛み止めの薬が処方され、帰宅した。
人によると思うが、胃潰瘍があんなに痛いとは思わなかった。
それ以降、元凶の彼からかかってきた電話に出ることはなかった。
今は何をしているのか知らない。
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