パチンコ関連の会社はモクモク&罵倒だった
知り合いが働いていた会社から、たまに外注として仕事をいただいていた。
その会社は、パチンコ屋さん専門のポップや台の設置をする会社。
人数が足りないので「うちの会社で働かない?」という話になり、試しに3ヶ月限定として、勤務することになった。
独立後、久しぶりの会社勤務だったので、懐かしくも新鮮であった。
ただ、パチンコ関連の会社とあって、勤務中はタバコOKだった。
ヘビースモーカーだらけで、昔の新聞記者の勤務部屋のイメージ。
私はタバコを吸わないので、頭がクラクラしていた。
さらに、社員同士の会話が極道並に口が悪い...。
私はまだお客さん扱いだったので、緩和されていた。
3ヶ月限定と終わりが見えていたので、ガムシャラに働いた。
「アイデアを出して」と言われたら、普通3案くらいだが、10案以上を出した。
よって当然、気に入ってもらい、3ヶ月後「このまま続けて働いてもらいたい」と社長から言われたが、お断りした。
理由は、タバコの煙とお客さん扱いで、私にはなかった罵倒が飛んできそうだったから。
そんな会社で印象に残った体験話を少し。
1)ド緊張のパチンコ店の社長へのプレゼン
大手パチンコ店の社長室で私がプレゼンすることになった。
プレゼンへ向かう車中で、働いている会社の社長から「向こうが言うことに絶対NOと言うな」と言われた。
それだけで緊張感が増した。
いざ、社長室に到着したら、雰囲気は違うが、まるでヤ◯ザの組長の部屋に入ったようで、空気が張り詰めていた。
私はプレゼン以外の社長からの質問には、働いている社長が返答したので、NOと言うことはなかった。
その中で、消防法で不可能というところだけ「できません」と答えていた。
ただ、副社長の無茶な要望を全力で対応した。
人生で一番緊張した場所だったかもしれない。
2)新規オープンのパチンコ店での試し打ちイベント
まもなく新規オープンするパチンコ店で「試し打ち会」をするので来てほしいと言われた。
そんな楽しいイベントがあるんだと思った。
換金などの見返りはないが、タダでパチンコが遊べる。
パチンコ店での新たなスタッフが実践前に仕事を慣れるための準備段階の予行練習である。
ただ、私は用事があって行けなかった...。
日曜日に開催され、ほとんどの男性社員は参加したようだ。
聞いた話では、一番出玉を出した1位の人にだけ、お菓子の詰め合わせがプレゼントされた。
健全なパチンコ大会だ。
知り合いだらけでパチンコを打つのは楽しかったみたい。
私が勤めていた3ヶ月間では1回だけのチャンスだった。
3)パチンコ店の家賃に驚き
あるパチンコ店の家賃を聞いて驚いた。
1ヶ月/500万円
ひぃ〜っ!と驚いていたら、当時のパチンコ店の売り上げはパチンコ・スロット台数×1万円が1日の売り上げの目安と聞いた。
ということは、500台設置のパチンコ店では1日で500万円を稼ぎ出しているので、家賃の500万円なんて安いもんだとか。
これで、パチンコで勝ち続けている人が、氷山の一角程度というのがわかる。
ギャンブルは程々にってことですね。
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