子育て日記|子供は小学1年生

小学1年生になる子供の関心や悩みを一緒に考えます。小学6年生になりました。中学受験へ向けて勉強中!

グラフィックデザイナーは過酷な仕事

グラフィックデザイナーという肩書きは、一見かっこよく感じるが、勤めたら過酷な労働が待っている。

グラフィックデザイナーに免許や資格はないから、肩書きとして自由に使える。

ただ、それで食べていけるかどうかの判断になるのだ。

なぜグラフィックデザイナーは過酷

求人募集には「2年以上の実績経験」「9〜18時間の労働時間」とよく掲載されている。

「2年以上の実績経験」を積むには、広告代理店やデザイン事務所にアルバイトや「給料いらないから働かせてください!」と言って、実績を積むために入り込む必要がある。

現在は、小山薫堂さんのラジオ番組のAD募集で「薄給でも頑張れる(重要)」が問題視される時代なので、表向きには言えない状況だろう。

薄給というのは、おそらくサービス残業が多いというのを示すような気がする。

ただ、それをしてきた人達が雇うので、まだ続いていきそう。

「9〜18時間の労働時間」とあるが、基本、出社時間だけの9時しか決まっていない。

入社して、帰れないことを知る。

さらに、残業手当がない会社が多い。

残業が多いのは能力不足いうのを暗黙の了解のように感じさせられるし、雇われる側も能力不足だから仕方がないと思ってしまう。

逆にピカイチなセンスの能力の持ち主のデザイナーは、一目を置かれ優遇される。

しかし、そういうデザイナーは小さな仕事はしなく、訂正を受け付けなくて気難しい。

コミュニケーションが苦手なので、孤立している。

実力を認められているが、仕事を出しにくい存在の方がたま〜にいる。

それから、夜中までの作業や飲み会がある。

会社の飲み会なら、できる限り帰りたいがそうもいかず、上司や経営者の飲み食いさせてやっている感が強く、苦痛な時間で仕方がない。

18時に退社できたら奇跡で、明るいうちに帰れる驚きや、逆に何をしていいのかわからない。

定時で帰れる人は、こんな日が毎日なんだと思うと切なくなる。

普段の作業を短時間で集中してやったら定刻に帰れそうだが、周りが帰らない雰囲気や訂正待ちがあって帰れないのだ。よって、ダラダラ作業するようになる。

たまにニュースでブラック企業の残業時間が月◯時間と出る時があるが「少なっ!」と思ってしまうくらい麻痺している。

私が勤めた会社で、9時出勤、帰れるのは夜中23時〜1時頃。

土・日曜休みが救いだったが、土・日曜も出勤するように言われた。

1週間で40時間オーバー、月160時間オーバーになる。

で、残業代なく、怒られ続ける。

楽しそうにしていたら怒られるので、次第に不機嫌っぽくなっていく。

将来、独立する夢があるのなら耐えられるかもしれない。

ただ、独立したら金銭的に潤うが、もっと時間がなくなる。

身近な人がグラフィックデザイナーを目指していると相談されたら、決して薦めない職業だろう。

生まれ変わったら何を目指す?

もし生まれ変わったら、決してグラフィックデザイナーを目指さない。

きっと、自由にアート活動ができるアーティストを目指す。

もちろん、これには才能が不可欠で、人を惹きつける作品を作らないと食べていけない。

それでも、金銭より時間を取る可能性が高いかな。

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