負けん気が引き出すパワー
今まで何度か、負けん気が非常に強く出た時、とんでもないパワーを引き出したことがある。
強烈に覚えている事例を2つ挙げてみる。
ボーリングの場合
同じ歳で、バンドのボーカルをしていた友人と2人でボーリングに行ったことがある。
ボーリングを始める直前に「絶対に負けないから」と余裕発言をされて、カチーンと来て「絶対、勝ってやる!」という気になった。
一投ごとに、とんでもない集中力で真剣に投げた。
勝ち負けは忘れたが、多分、ギリギリ負けたような...。
180以上と、自己最高を遥かに超えたスコアを出した記憶がある。
ずっと接戦だったので、友人はかなり焦っていた。
それ以降、ボーリングのスコアは100いくかどうかだ。
じゃんけんの場合
スピリチュアルに目覚めた高校時代の先輩から誘われて、ロードバイク50km、沢登り、マラソン30km、キャンプと2泊3日のかなりハードなチームビルディング研修に参加したことがある。
それに参加するため、2人で新幹線に乗って開催地へ向かっていた時、先輩が「じゃんけんしよう」と言い出し「何度やっても絶対に負けない」と言った。
「絶対、勝ってやる!」と思い、とんでもない集中力で能力を引き出した。
そうしたら、相手が出すじゃんけんが予知できるようになった。
相手のカラダから、半透明の巨大な手が出てくるイメージ。
グーなら巨大なグーが相手からゆっくり出てくる。
その時のじゃんけんは、先輩に5連勝した。
「おかしい、今日は調子が悪い」と言っていた。
その後も相手が出すじゃんけんが分かるようになったが、とんでもない集中力が必要なので、ここぞっという時にしかやらない。
例えば、数人で飲み代の支払いじゃんけんする場合、1人に勝ったらいいので、誰か1人に絞って相手のじゃんけんを読み続けたら、最初に勝ち抜けできた。
景品がもらえるじゃんけんで、参加者全員が立ちあがり、代表者に負けた人が座っていく流れのも、最後まで残ることができた。
ただ、この能力みたいなものは、かなり疲労感があり、長年やっていないので、まだ見えるかどうか不明だ。
このことを人に話したことがあるが、信じてもらえないし、じゃんけんする時に出すのを直前に変えられたら負けることがあるため、人に話さないようにした。
集中力が大事
この2つの例の共通点は、最大限に集中力を発揮したら、周りが無音になり、時間がゆっくり流れている感じがする。
事故った時にスローモーションで時間が流れている時と同じ感覚。
集中力を高めたら、他にもいろんな能力を発揮できるのかもしれない。
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