趣味は切手集め
切手ブーム到来
小学生の頃、一時的な切手集めブームがあった。
周りの流れで私も収集するようになった。
友達5人くらいで友人宅に集まり、応接間で切手交換会をした時が楽しさのピークだった。
それからテンションは下降気味だが、続けて収集していた。
友達が過去の記念切手を購入して、取り寄せることができるチラシを渡され、たまに注文して送られてくるのが楽しみだった。
龍虎図の記念切手を注文した時、左右逆のモノが送られてきて、これは酷い...っと思って、それ以降、注文しなくなった。
切手集め終了
母親の弟が商社に勤めており、記念切手が貼られた郵便物が多く届くということで、母親が弟に頼んで大量の使用済み記念切手を定期的に渡されるようになる。
正直、使用済み切手は集めていなかったし、母親が勝手に弟に頼んだことで、最初は水に濡らして紙から切手を剥がす作業をしていたが、もしかしたら誰かが舐めて使用しているかもしれなく、汚く感じてから、ほったらかすようになった。
ある日、小学校の先生が「切手集めをしていたら、学校に持って来て見せて」と言い、私も持って行ったら、ある女の子が父親が収集しているアルバムを持って来ていた。
それには見返り美人の1シートだったり、メジャーな記念切手をシートで収集されており、先生も驚いていた。
それを見せられた瞬間、自分が持って来たアルバムが恥ずかしくなり、出すことはなかった。
切手集めをヤメた瞬間であった。
自分が、ちっぽけに思えたからだ。
大人になってから、少しは価値が上がっているかなっと思い、アルバムを切手買取しているお店に持って行ったが「たいしたお金にならないし、自分で使うか、取っておいたら」と言われ、買い取ってもらえなかった。
それから、収集した切手をバンバン使用するようになった。
現在、残っているのはこのくらい。
あと、五百円札のピン札が2枚。
百円札の微妙なピン札が1枚。
価値を調べたら、100〜200円くらいみたい。
エラー紙幣や番号がそろっていないと価値はないようだ。
価値が上がらないものばかり集めていたのだった...。
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