嘘つきカンコロの好きな人
嘘つきカンコロが好きになった人が、私を好きになってしまう事が３回あった。
カンコロの話は以前、書いています。↓
カンコロは、かわいい子をすぐに好きになり、無駄に行動力があった。
１人目の女の子
小学生の頃、マドンナ的存在の女の子と私が文通するようになり、カンコロが好きな人だったので、絶対に秘密にしないといけなかった。
中学生になって、女の子のお姉さんと話すようになり、お姉さんの方を好きになった。
そのお姉さんが、妹の代わりに手紙を私に渡そうとした時、カンコロに手紙を奪われた。
勝手に読まれて、文通していた事がバレてしまった...。
でも、一時的に噂になっただけで収束した。
私がマドンナ的存在の女の子と噂になるのが嫌だったのだろう。
詳細は、初恋の話で書いている。↓
２人目の女の子
中学生の頃、カンコロとは別の教室で、同じ陸上部に入部していたから、私の教室の方がいつも早く終わり、カンコロの教室へ迎えに行っていた。
その時、閉まっていた磨りガラスの窓に指を教室側から当てている人がいたので、私も廊下側から指を当て、追っかけあいごっこをした。
そんな日が続き、窓を開けられたら女の子だった。
散々、遊んでいたのに「あ〜、あんたね」と冷めた口調だった。
その子がカンコロが好きな子だった。
カンコロと一緒に遊んでいた時「その子の家に行く」と言ってついていったら、家にその子が居て、私たちに気付いたと思ったら、全部のカーテンを閉められた。
一緒に居た私も嫌われたと思い、その後、磨りガラスでの遊びをヤメた。
それから、別の女の子から「第２ボタンが欲しい」と言われた。
欲しいのは、言ってきた子ではなく、別の女の子と言う。
問い続けたら、磨りガラスの子だった。
え〜っ、嫌われたと思っていたのに、逆に好きになってくれていた。どういうこと？
その頃は、男友達の方を優先にしていたので、ボタンは渡さなかった。
何より噂になるのが嫌だったのかもしれない。
カンコロが私の立場だったら、喜んで渡していただろう。
３人目の女の子
年下の女の子で、たまに一緒に遊ぶ女の子がいた。
やはりカンコロが好きになっていた。
その子となら噂になったりしないと思い、たまにちょっかいを出していた。
そうしたら、私の時だけモジモジするようになった。
直接、好きとは言われなかったが、明らかに私を意識しており、最初は、ちょっかい出したら怒るそぶりをしていたのに、次第に嬉しいそぶりに変わった。
なんだか、こちらも照れるようになり、ちょっかいを出さなくなり終わった。
カンコロのことを無視して、すべての女の子と付き合っていたら、恋愛経験が豊富になっていただろう。
でも、当時の私だったら、うまく恋愛できずに傷ついたり、相手を傷つけさせたりして終わっていたに違いない。
おまけの４人目の女の子
私が好かれていない子の話。
小学生の頃、年下の女の子たちと小学校の運動場で出会い、流れから自転車で２人乗りして運動場をグルグル回った。
私の自転車の後ろに乗ってきた子が、将来アイドルになるんじゃないかっと思うくらい、かわいかった。いや美形だった。
やはり、またしてもカンコロが好きになっていた。
２日後、登校時に偶然、女の子に会ったら元気のない様子。
理由を聞いたら、カンコロが自宅にきて告白してきたとのこと。
はじめて会った次の日に告白しているので「早っ！！」と思ったが、「嫌だったら無視したらいいよ」と言ったが、めちゃくちゃ明るくて笑顔がかわいい子だったのに、その後、困惑した顔しか見なかった記憶がある。
カンコロとは、高校卒業後に２回くらい会ったかな。
めちゃくちゃ恋愛経験が豊富なように語っていたが、嘘か本当かわからないので「ふ〜ん」と聞き流していた。
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