小学6年生の初恋
小学生も終わりに近づき、女の子達から紙を1枚渡され「メッセージを書いて欲しい」と言われた。
自分のことと渡して来た人へのメッセージを書くというもの。
しかし、何を書いていいのか分からず困惑したけど、友達の書いていたの見本にして書いていった。
小さくてかわいいマドンナ的な女の子からも渡され、書いて渡していたが、ミスしていたかもっと思い、だが、話しかける勇気がなかったので、訂正部分を紙に書いてその子の机の引き出しに入れておいた。
そしたら返事が返ってきて、手紙をやり取りするようになり、いつの間にか文通が始まった。
他の友達に知られたら噂になって、関係性が即終了になるため、極秘なやり取りだった。
中学生時代
中学生になり、ある時、年上のキレイな女性から話し掛けられた。
なんと!文通していた女の子のお姉さんだった。
歳が2つ上のお姉さんは手紙のやり取りを知っているようで、小学校の卒業アルバムを見て、私の顔と名前を覚えていた。
それから、お姉さんは気さくな人で、私を見かけたら手を振ってくれ、ドキドキさせられた。
学校の帰り道、お互い1人で帰っている時にバッタリ出会い、2度ほど一緒に歩いて帰った経験がある。
女性と2人で歩くのは、初めての経験で心臓バクバク。次第にお姉さんに恋心を持っていかれていた。
しかし、お姉さんのせいで友達に文通がバレ、文通の終わりを迎えた。
初恋の女の子は、学校で私に話し掛けてほしいと手紙に書いていたが、私は恥ずかして話し掛けることができなかった。
逆に話し掛けてきてくれるお姉さんのことが嬉しかった。
高校生時代
好きな人が少し変わりつつ、高校生になった。
まさかの初恋の女の子も一緒の高校に入学した。
お姉さんも同じ高校だったので、そのためかなっと思ったが新入生代表の挨拶がその子だった。
ということは、成績トップで入学したことになる。
もっと優秀な高校へ楽勝で合格しているはずなのに、私と一緒の高校を選んだのは申し訳なく感じた。
受験前に、その子の友人が私に志望校を聞いてきたことからそう思ったのだった。
高校生になってからも、その子とは話せなく、お姉さんは私を見かけて気にかけていたけど、話すタイミングがなかった。
その後、女の子はラグビー部のイケメンと付き合っていた。
私は高校卒業間近に別の女の子と付き合った。
社会人時代
社会人になってから、女の子の悪い噂を耳にした。
よくないスナックで働いているとのこと。
少しでも自分にできることはないかなっと思い、まずは真相を確かめるため、思い切ってお姉さんにコンタクトを取ってみようと女の子の実家に電話をかけてみた。
社会人になってから、ようやく初恋の実家へ初めての電話だった。
お母さんが電話にでられ、お姉さんはいないとこと。でも初恋の妹は居るとのことで電話を代わってくれた。
初めての会話でドキドキしたが、お姉さんは学校の先生をやっている人と結婚したと聞き、女の子自身は百貨店の中のお店で働いているとのことだった。
夜にスナックで掛け持ちで働くことは可能と思ったが、悪い噂を本人に直接聞けなかった。
調子の乗った2度目の電話は出てくれなかった...。
多分「なんか面倒くさっ」と思われたのかもしれない。
それ以降は、どうなったのか不明のままだ。
正直、初恋の子ではなく、お姉さんのその後を知りたいと思うのだった。
LINEで困った
懐かしい話を書いていたら、連絡が取れたらいいなっと思う人とLINEで繋がらないかなっと、LINEの設定で「友だちへの追加を許可」をOKにしたら大変なことに...。
検索だけでなく、自動で友だちを追加していき、かなり慌てた...。
急いで「友だちへの追加を許可」を外し、削除がないのでブロックしていく。
ごめんなさい、迷惑でしたねっと思いつつ。
やはり、連絡取りたくない奴から速攻で、久しぶりっとメッセージが届くよね...。
LINEで友だち追加されなく検索だけはできないんだね。トホホ。
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