窒息した時の対応
給食で「うずらの卵」を喉に詰まらせて窒息した小学1年生のニュースが頻繁に流れている。
喉に物を詰まらせて窒息している状態の人を助けるには、まずは、背中の肩甲骨の中間を力強く何度も叩く背部叩打法(はいぶこうだほう)をやって、それがダメなら、相手の後ろにまわり、へその上の部分で握り拳を作って、親指側を相手の腹部に当て、両手で上に向かって突き上げる腹部突き上げ法がある。
私がアメで窒息した時の場合
小学生の頃、子供会の集まりで、バスハイクへ行った際、今では、もうないかもしれないが、チュッパチャプスの棒が付いていないくらいの丸くて大きなアメがあった。
それをバスの中で頬張っていた時に、喉にスポッと入ってしまった。
息ができなくて、苦しく、声が出せない。
バスに同乗していたおばさんが、私の異変に気付き、喉に何か詰まっているのを把握し「何か飲みなさい」と言ってきた。
持ってきていた水筒をおばさんに手伝ってもらいながら、飲んだらアメがポロッと出た。
あの時、おばさんが気付いてくれなければ、私は窒息してバスの中で生涯を終えていたかもしれない。
何かを飲むという対応が、いい方法なのか不明だが、実際に私は取れたので助かった。
だから、喉に物を詰まらせて苦しい体験をしているので、突然起きたパニック状況に、助けを呼んだり、何もできないことを知っている。
子供なら尚更だ。
大人なら1人の場合でも、壁に背中をブツけたりして対応ができるかもしれない。
倒れて痙攣を起こしている人
バーでアルバイトをしていた時、トイレの前で倒れて痙攣を起こしている女の人がいた。
そういった人を始めて見たので、どう対応していいのか分からず、即座にバイトの先輩を呼んだ。
そうしたら、先輩が女性の上半身を起き上がらせ、しばらくしたら回復した。
おそらく、てんかん発作と思われる。
私1人だったら、動かしてはいけないと思い、救急車を呼ぶことしか浮かばなかった。
先輩は、てんかん発作と思い、対応したのだろう。
よって、救急救命の処置をある程度、知識を持っていないと対応できないがわかった。
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