レトロな分譲マンションの難点
レトロな分譲マンションに住んで13年程になる。
そんなに人の入れ替わりが少ないので、どんな人が住んでいるか把握できている。
年配者が多かったが、亡くなったり、手放したりして、少しずつ若くなってきているようだ。
レトロな分譲マンションは、古くて雰囲気はいいが、やはり問題が出てくる。
今まで感じた難点を書きます。
レトロな分譲マンションの難点|その1
改装工事が多い。
平日の昼間、会社に出掛けて部屋にいない人は問題ないが、1日中部屋にいる人は騒音がツラい。
配管が古いので、よく水漏れが起き、その工事もある。
新築とは違い、部屋を改装し放題なので、1年中、どこかの部屋が改装している感じだ。
逆に利点は、好きに改装できること。
レトロな分譲マンションの難点|その2
音漏れ。
通路側の窓を開けていたら、通路に音が響き渡る。
通路で話されていたら、部屋にダイレクトに響き渡ってくる。
上の階の部屋が、ドアではなく、扉が襖のままなので、襖を閉めた時の衝撃音がドーンと響いてくる。
こっそり忍び込んでスライドクッションを貼りたくなる。
レトロな分譲マンションの難点|その3
換気扇からの臭い。
縦の部屋の換気扇が繋がっており、下から屋上へと空気の流れがある。
よって、下の階が工事や料理をした時、換気扇から臭いが漂ってくる。その時はすぐにこちらの部屋の換気扇をつけないといけない。
マンション自体がワンオーナーだと全部屋退去させた後、配管や換気扇をすべて交換することが可能だろう。
だが、各部屋ごとにオーナーが違う場合の分譲マンションは、全員の退去は困難で、古い配管や換気扇の交換は至難の業である。
よって、水漏れする度に部分的な修理工事が行われている。
レトロな分譲マンションの難点|その4
1年に1回の排水管洗浄。強力な水圧で汚れを流す。
マンションによると思われるが、所有のマンションは排水管洗浄がある。
タバコ臭い作業員が部屋にドカドカ入ってくるのに抵抗がある。
水回りを徹底掃除する機会になるが、正直、面倒だ。
レトロな分譲マンションの難点|その5
マンションの管理組合による総会。
子供が生まれる前まで理事になり、管理組合の集会に参加していた。
何人か決まった人たちが文句や苦情を言ってくる。
文句があるなら理事になることを薦めるが絶対にならない。
反対するパワーだけ強いのだ。
マンション全体の改修工事も反対し続け、反対した人たちで安い工事先を決めたが、手抜き工事や後からの追加費用が加算され、予算を大幅にオーバーした。
その後、反対した人たちは逃げていった。
どこのマンションも管理組合で揉めることが多いようだ。
レトロな分譲マンションの難点|その6
共用部分の改善が進まない。
今までオートロック化、入口の階段をスロープに変更、宅配ボックスの設置など管理組合で話があがってきたが、未だに変更なしだ。
マンション全体の改修工事が失敗したことが一番の原因だが、各部屋のオーナーが文句を言ったりして話がまとまらない。
まとめ
もちろん、レトロな分譲マンションの良さもあり、建物の雰囲気や立地の良さ、価格の安さがあげられる。
マンション自体の建物を好きになったら、苦痛さはないが、大きな地震の際、倒壊する危険の可能性がある。
特別な付加価値や好みのマンションじゃない限り、賃貸の方がいいかなっと思ってしまいます。
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