砂の彫刻コンテストで優勝
砂の彫刻コンテストに参加
学生の頃、アルバイト先の仲間たちと「砂の彫刻コンテスト」に参加することになった。
美術系の大学・専門学校に通っている仲間が多かったので、美的センスは高めだったと思う。
男女10人ほどの参加で、海の砂浜に集まり、3〜5m四方くらいの枠が用意されており、その中で作っていった。
ただし、接着剤などの使用は禁止で、砂と海水だけで作っていく。
肝心の題材は、参加者の女の子がなぜか「しゃちほこ」と言い出し、反対する人がいなく、あっけなく決まった。
確か、まだ暑い日だったので、日差しが強い中、みんなで頑張って作り上げていった。
しかし、砂だけでは崩れやすいので、海水をかけて固めつつ、慎重に作っていった。
男は大きなスコップで砂を盛り上げ、女性は海水をかけたり、細かく削っていく作業に分かれた。
朝から夕方まで汗だくで作業は続き、なんとか完成させた。
みんなヘロヘロ状態だった。
審査員達が審査をして、上位の結果発表があった。
最後まで名前を呼ばれず、ドキドキしていたら、見事1位で名前を呼ばれ、みんな飛び上がって喜んだ。
わずかな賞金が出て、王将で打ち上げをした。
今までで一番美味しいビールを飲んだ記憶がある。
1日中、炎天下で汗だくの作業した後のビールは最高だった。
その後、地元の新聞にも掲載された。
次の年は、さすがに人が集まらず、前回、参加した1人だけ「参加する」と言ってくれ、2人で参加することになった。
大きなものは作れず、葉っぱの下にカエルがいる様子を作った。
結果は3位くらいだったような気がする。
その時も王将で2人で打ち上げをして、美味しいビールを飲んだ。
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