人生で一番美味しかったカレーは、児童会で食べたカレー
子供の頃に食べたカレーの話
スパイシィーなカレーブームが数年前から起きており、スパイスカレーのお店が増えた。
さらに、レトルトのスパイスカレーが増え、無印良品やスーパー独自のレトルトカレーの種類が増えた。
私は辛さがダメで、子供の頃から高校生まで受け付けなかった。
このブログを読み続けている方は把握できると思うが、兄贔屓の親は、味を兄に合わせるので、カレーは常に辛口だった。
2つの鍋で、甘口・辛口と分ける手間を取らず、いつも辛口だからカレーが嫌いだった。
さらに、父親はカレーを食べず、ほぼ兄のためのカレー。
そもそも母親の作る料理が全体的にダメで美味しくない。
だから嫌いな料理が多かった。
ドラマ「おいしい給食」の設定に、すごく共感していた。
大人になって理由がわかった。母親は手間がかかる煮込み料理をやらない。
ドケチな性格だから、ガスを付けっぱなしするのが嫌なのだろう。
とくに鍋は、味がなく不味い...。煮込まないから素材の味が染み出していないのだ。
だから鍋の時は自分でインスタントラーメンを作って食べていた。
春になったら、タケノコを大量にゆがいては、その後、1ヶ月近くタケノコが続き、タケノコが嫌いになった。
いろんなタケノコ料理ではなく、ゆがいたタケノコのみ。
大人になってから、いろんな料理の本来の味を知り、こんなに美味しいんだっと好き嫌いな料理がなくなった。
美味しいカレーとの出会い
児童会の集まりで、公民館でイベントがあった。
その時、数人のお母さんたちがカレーを作って大きな鍋で持ってきてくれた。
そのカレーは、甘口で煮込んであったのだ。
劇的に美味しく、初めてカレーをおかわりした。
カレーってこんなに美味しいんだ!と思ったのだった。
辛さが大丈夫になった瞬間
何倍辛さカレーをお店で高校生の頃、食べたことがあったけど、辛過ぎるカレーを食べたら、怒りになり、そのお店のテーブルを全部ひっくりかえそうかと思うほど、怒りが湧いてきたのを覚えている。
大学生になってから、友達の家に集まり、鍋をした。
作っている際、友達がふざけて唐辛子をささっと多めにいれていた。
「やめろ!」と言いながら、私もこっそり唐辛子を足した。
それを繰り返した結果、激辛鍋になったが、大笑いしながら食べたので、その時は楽しさの方が勝ち、それ以降、辛い料理を食べられるようになった。
といっても、レトルトカレーの辛口までだが。
気がついた身長の成長
私は子供の頃、背が低く、高校2年生でイッキに伸びた。それも20cm。
子供の頃、背の低さをバカにされたが、私の子供の身長は同学年のうちでは高い方だ。
妻の身長は低いため、子供の身長は低いものだと思っていた。
でも、グングン伸びて、すでに妻の身長を越えている。
途中で身長が伸びなくなることが心配だが、子供は小さい頃から美味しい料理を食べて育っているからかもしれない。
私は母親の料理が不味いから、あまり食べなかった。
それに父親の夕食時間に合わせて、夜、遅いため、その前にお菓子をつまみ食いするから、夕食はほとんど食べなかった。それで身長が伸びなかったのかもっと思った。
小学校のクラスで、グループに分けられ課題が出された時、女の子の家に集まり、課題に取り組んでいた。
夕方5時に解散しようとした時、家族の夕食の用意がされていた。
こんなに早く夕食を食べるんだっと思い、他の家との違いを感じた。
私の家での夕食は7〜8時頃で、さらに父親がプロ野球中継を見るのが苦痛だった。
思い返すと家族での食事が楽しかった記憶はない。ただ苦痛だった。
高校になってから学校には食堂があるし、外食するようになって、美味しくて大量に食べるため、イッキに身長が伸びたのかもしれない。
私が背が低かった理由が、今になってわかったのだった。
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