私も子供の頃に親から「勉強をしなくさい!」ってよく言われた。
だが親は、一緒に勉強してくれたり、勉強のやり方は教えてくれなかった。
テストで悪い点数を取ると、すぐに塾に入れられた。
とくに算数の「距離と速さ」の問題が私は苦手だった。
「太郎くんが◯時に家を出て、時速◯キロで自転車で移動して〜」みたいな問題。
連れて行かれたのは、自宅で教えてくれる公文だったと思う。
そこに行き「距離と速さ」の問題を繰り返し解いていき、克服できた。その先生が、すごく丁寧に教えてくれたからだ。
それから、中学まで数学は得意になった。高校からはチンプンカンプンになったが...。
私が親になって繰り返す?
私が大人になり、親から嫌だった「勉強をしなくさい!」という言葉を言わないつもりだった。
ほとんど変わらないと思うが「ドリルをしなさい!」って言ってしまう。
ドリルをやったら、テレビを見たり、遊んだりしていいようにしている。
テレビで東大生が出演する番組がたまに放送されるが、その中で、東大生の親が子供の育て方があって、小さい頃は絵本を何冊も声が枯れるほど読み聞かせたり、子供としっかり向き合っていた。
さらに驚いたのが、子供は勉強は遊びと思い、勉強をやっている感覚ではなかったということだ。
私は勉強を遊び感覚で教えることはできない。できた時にしっかり褒めるということは徹底しているが、子供が自ら勉強をやりたいっと言うことはほとんどない。
あっても、勉強後のテレビを見たくって言ってくるくらい。
子供と一緒にやっていると、子供の考えている間、もしくは違うことを考えている間に、こちらにとんでもない睡魔が襲ってくる。
その対策に、私は本を読みながら、一緒に勉強をすることにした。
睡魔は解消できたが、このやり方が正しいのかは、まだ不明。
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勉強を好きになることが大事
私は勉強が苦手だった。親からは「勉強をしなくさい!」と言われるだけで教えてくれない。どうやって勉強をしたらいいのか分からなかった。
中学生の頃、勉強ができる子に恥を忍んで勉強のやり方を聞いてみた。
なんと、その答えが「丸暗記」だった。そのことが私をさらに苦しめることになった。意味なく丸暗記はかなり難解。
高校の時が一番、勉強ができなくて、国語と社会が非常に厳しかった。
とくに大学は行きたいと思わなかったが、親の「大学だけで出ておきなさい」の言葉に浪人することになった。
人生を振り返ると、特別に行きたい大学がないのに、浪人することは絶対オススメしない。本当に地獄の日々だった。
ひたすらノートにボールペンで書いて覚えていった。このやり方は覚えても忘れる速度は早かった。
成績は緩やかに伸びていくが、うわべ上の勉強のやり方なので知識が浅いし、頭になかなか入ってこなくて、まったく楽しくなかった。
そんな時、あるキッカケができた。
徒然草の1つに関心させられたのだ。
昔の人は、すごくいい事を考えていたのかっと興味を示し、さらに知りたくなったのだ。
それから、徒然草をすべて読み、他にも読み出した。
結果、最初に関心させられたこと以上の文章は、この後に出てこなかったが、これが自ら勉強に取り組むキッカケになったのだ。
苦手だった国語がめきめきと成績が上がり、進んで赤本の国語をやるようになり、文章を読むだけで問題が分かり、引っ掛け問題もわかるようになった。
ここまできたら自動車免許の学科試験をやるようなもんだった。もしくはクイズをやっているかのような感覚だった。
こんなに似たような問題が出題されているとは思わなかった。
そして、苦手だった国語を満点を取るようになった。
しかし、英語の英単語などの暗記ものが関心なく書いて覚えていたため、それまでに覚えていた暗記ものがかなり忘れてしまっていた。
そこで受験を迎えてしまい、そこそこの大学に受かる程度だった。
高校の指導の先生に合った際「最後の方で急激に成績が伸びているので、もう一浪した方がいいんじゃないか」と言われたが、もう浪人は懲り懲りだったので、そこそこの大学へ通った。
そこで、知ったのはレベルの低さだ。まじめに授業を受けていた私のノートが試験前には知らない人にノートのコピーが回っていたのに驚いた。
大学の試験も予想外なものだった。問題文が一行で、あとは空白の用紙。
また丸暗記か...と落胆した。
最初はほとんど書くことができなかった。
講義を受けていた際、先生が教えていた内容が自分なりの考えが生まれていた。
そこで、試験の時、回答に講義の時に先生から、こう教えていただいたが、こういう考えもあるかもしれませんっと書き綴った。もちろん、先生を批判しない程度で。
自分の考えなので、文章が湧いてくる。あっという間に表裏、びっしり文章を書いてしまった。
そうしたら、成績はA判定になった。
こういったやり方を誰も教えてくれることはなく、大学も成績が伸びるのに時間がかかった。
よって、結果的に「勉強は好きになることが一番大切」というのがわかった。
ただ、このキッカケが難しいし、子供に伝えるのも難しい。
なりたい職業を早く見つけるのも大事かも。優秀な人は、見つけると大学時代にその関連会社にアルバイトとして入り、そのまま就職ってことになる。
パワーが必要?
以前の情熱大陸の番組で塾講師の宝槻泰伸さんの放送の回を見た。
まるでゲームをやっているかのような内容とパワーで、子供たちは虜になっていた。
好奇心を掻き立たせる工夫が必要なのだろう。
子供は小学1年生、私も親としては小学1年生。
一緒に学ぶ楽しさを見つけていけたらいいと思っています。
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