子育て日記|子供は小学1年生

小学1年生になる子供の関心や悩みを一緒に考えます。小学5年生になりました。中学受験へ向けて準備中!

子供が通っていた幼稚園へ行ってみた。

子供が小学校で、ちょっと嫌なことがあると「幼稚園の先生は元気かな?」や「◯◯くんと会いたいな」と呟くようになっていた。

幼稚園の頃のお友達は、1人も同じ小学校には通っていなくて、全員新しいお友達なのだ。

そこで、子供に「いつか幼稚園に遊びに行ってみようか?」と言うと「うん!」と元気に答えていた。

そして、ついに昨日の夕方、子供と一緒に通っていた幼稚園に向かった。

幼稚園に近づくにつれて、年下の子達が「あっ!◯◯くんだ」と子供の名前を呼び出す。

幼稚園に到着。

延長保育の帰りの時間帯。先生が見送っている。

誰かのお母さんと先生がお話ししている。

子供が近づいて、先生の肩をチョンチョンと叩く。

先生が振り向くと同時に「きゃー!」と子供を抱きしめた。

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結構長めに抱きしめられた。子供は幼稚園で先生たちに愛されていたんだなっと改めて感じた。

職員室から、その様子に気づいた他の先生たちが出て来られ歓声が上がっている。

「どうしたの?」「大きくなった?」と声を掛けられている。

子供は嬉しそうにニコニコしている。

でも、いつものように自分のことを語らないから、先生が私に「どうされたんですか?」と聞いてきた。

「子供が幼稚園が恋しくなって来ました」と答え「幼稚園のイベントにも来て」と言われるが、開催が全部土曜日なので参加できない。

「イベントには参加できないので、また突然に来ます」と伝えて後にした。

私の幼稚園の頃は、先生に暴力を受けたり、部屋に閉じ込められたりして、先生には、いい印象はないが、子供は先生たちに愛されていて、幸せだなっと感じてしまう。

私の幼稚園時代

私が幼稚園に初めて通った時、担任の先生は聖母みたいな方で、いい先生でよかったと思いつつも、お腹が大きいのが気になった。

やはり、すぐに産休に入るということで、代わりの先生がやって来た。

その先生が狐のような吊り目で、笑顔を見せず、ずっと怒ったような感じの先生だった。

私は保育園に行っておらず、幼稚園が初めて同じ年の子供との触れ合いで馴染めずにいた。

ある時、子供たちが椅子の上に立って騒いでおり、私が遅れてみんなの真似をしたら、先生に「廊下に立っていなさい」と私だけ廊下に立たされた。

廊下に立たされるって、戦時中かドラえもんの世界だけと思っていた。

幼稚園でのび太くんの気持ちを感じると思わなかった。

あまりにも長時間立たされるので、1人で外に出て普段取り合いで遊べない子供用のキックボードに乗って遊んでいた。もちろん惨めな感じだったが。

人より遅れて動きだすので、最初に騒ぎだした子より、最後に騒いだ自分がいつも見せしめにあった。

絵本や紙芝居が収納されている部屋に閉じ込められたこともあった。

隣の教室に繋がっているから、そっちから出て、自分の教室に戻って廊下から見てみると、先生が子供たちみんなで扉を抑えるように指示していたのに、ゾッとした記憶がある。

先生の前で1人1人に平仮名と数字を書くことがあり、数字の8を丸2つをそれぞれ書く子がいたので「こうやって繋げて書くんだよ」と教えた瞬間、先生に思いっきり突き飛ばされた。

何が起こったのか分からず倒れていたら「余計なこと言うな」とすごく睨まれた。

今だったらかなり問題な先生だが、はじめての先生だったから、これが普通なのか理解できなかった。

小学1年生の時も若い女の先生だったが、掃除の時間から教室に戻ってくるのが遅れた時、思いっきりビンタされた。顔が飛んでいってしまったと思うくらいの衝撃だった。

掃除の場所がチャイムが聞こえづらい場所だったため、再び遅れたことがあった。

ちょうど父兄参観の時で親が来ていた。またあの衝撃のビンタをされると思っていたら、優しく「席に座りなさい」と言われた。親の前では叩かないんだっと思った。

その時代は「先生に叩かれた」と親に言っても「あんたが悪いことしたからでしょ」と聞く耳をもってくれなかった。

おそらく自分たちの親の時代は、もっとひどい体罰を受けていたからだろう。

それらを考えると子供が幼稚園の先生たちにハグされているのを見ると、羨ましく思えてしまう。もちろんハグなんてされたことないから。

幼稚園から帰ってきて

子供は嬉しかったのか、心の元気を取り戻したようだった。

「またいつか幼稚園に遊びに行ってみようね」と言うと、元気に「うん!」と返事が帰ってきた。

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