ゲンサク

元気炸裂のゲンサクです。日常の体験談や話題のニュースをお届けします。

犬が大好きなのに飼えない。その2

犬好きだけど、苦手な犬種もいる。
そんなエピソードの話。

自転車を噛む犬

田んぼの道から住宅街に入る狭い道があり、そこに大きく灰色の毛並みの犬が、たまに出没した。
さらに飼い犬なのに野放しで、人を威嚇してくる。
友達数人でいる時は、威嚇してきても襲ってくることはなかった。
ある日、私一人でその道を自転車で通っている時、出会ってしまったのだ。
ヤバイと思い、急いで通り過ぎようとするも、後ろのタイヤにガブッと噛みついてきた。
噛んだまま離さない。
ゆっくり動かすとウ~ッと唸ってくる。
これを何回か繰り返し、やっと外れたと漕ぎ出そうとした時、今度は前タイヤをガブッ。
なんてことだ。
やっと外れたのに今度は前タイヤを噛むなんて。
また、動かすと唸るの繰り返し。
そうこうしていると、後ろから自転車に乗ったおばちゃんがやってきた。
犬がそっちに気を取られた瞬間、自転車を漕いで脱出成功。
しばらく漕いで振り返ると、後ろタイヤを噛まれて動けなくなっているおばちゃんがいた。

嫌いな犬

人それぞれの好みの問題で、批判されるかもしれないが、毛が長めで、頭にリボンを付けられている小型犬が大嫌いだ。
ビビリん坊なのに、やたら吠えてくる。
さらに、苦手なおばちゃんが飼っていることが多い。
唯一、噛まれたことがあるのも、この種の犬だ。
同じ種だけど違う犬で2回程。
それも私が後ろ向きになったところをガブッと。
まったく卑怯なヤツだ。
友達の家に行った時、こいつが毎回吠えてくるのにイライラしたものだった。
室内犬なので紐を付けておらず、部屋と庭をウロチョロしている。
ある時、友達が「この犬は決して玄関から道路に出ることはない」と得意気に話してきた。
それで、私が「では玄関から、抱えて出したらどうなる?」という質問に「さぁ?」の答え。
「じゃあ、一回出してもいい?」と聞くと「いいよ」というので、抱えて道路の歩道に降ろした途端、ダーッと全速力で走って逃げた。
「えーっ!!」と2人で追いかけるも、すでに姿は見えない。
30分後、ようやく見付け、無事に捕獲。
見付からなかったり、事故に遭っていなくてよかった。
もしものことがあったら、嫌いな犬のことで一生恨まれていたことだろう。

真夜中の犬

高校を卒業して、滅多に運動をしなくなった。
運動不足解消に、たまに夜中、走るようにした。
走るのは田んぼ道で、街灯がほとんどなく真っ暗。
田んぼの横の道を通り、山道を登って神社まで行き、帰ってくるという自分で決めたコースを走る。
ある夜、月も出ていなく、さらに真っ暗の中を走っていると遠くの田んぼの中から吠えながら、スゴイ勢いでこっちに走ってくる犬がいた。
中型犬のようで、私の正面にくると同時に足下を噛みつこうとする。
俊敏でかなり本気だ。
近くに飼い主がいる気配はなく、暗くて首輪をしているかも分からない。
これは野犬なのだろうか。
噛まれて狂犬病になってはいけないと思うが、追い払う棒を探す余裕もないくらい、何度もしつこく噛みつこうとする。
除けながら考え、これは自己防衛だ。
仕方ない。
蹴飛ばすことを選択。
片足を後ろに振りかぶり、蹴ろうとしたその瞬間、遠くで犬の名前を呼ぶ声が。
慌てて蹴るのを止めたので、転びそうになる。
犬は飼い主がいるであろう田んぼの中に消えていった。
「危険な犬を放し飼いにするんじゃねー」と叫びたかったが、その怒りを走りに変え、恐らくその夜、自己ベストタイムが出ていただろう。

ジェス

高校からの友人宅に、ジェスという薄茶のゴールデンレトリバーがいた。
聞き取れず、途中までジェスではなく、ベスと呼んでいた。
歴代の犬も同じ名前で、私が接したのは3代目ジャス。
ちょっとおバカな犬だった。
子犬の頃から、かわいがったせいか私を見付けると走り寄ってきた。
一度、皮のジャンパーをベロベロに舐められ、ダメにされたことがある。
それ以降、前足を上げて飛びついてこようとすると、私は横に逃げるようになった。
ある日、男4人でそこの家の倉庫に、畳が敷いてある部屋でトランプをしていた。
その部屋に、ジェスが入ってきた。
いつもの如く、私に飛びかかろうとしたので、横に逃げた。
ジェスも前足を上げたままで横に飛んできた。
私はすかさず反対の横に移動。
ジャスもさらに追いかけて横にジャンプ。
また私が反対の横に除けるというのを繰り返す。
私とジェスで向かい合って、反復横跳びをやっているような感じだ。
ジェスは私に飛びつきたいのに、飛びつけない状況が続く。
ついにジェスの興奮がMAX!
なぜか畳の上で狂ったように、ほふく前進をやり始めた。
それも狭い畳の部屋の中、右往左往ほふく前進を続ける。
私が飼い主に「何これ?」と聞くも「わからん。初めて見た」と。
それから、ジェスを狂わせてしまったことを反省して、横飛びするのを止め、飛びかかってきた時は受け止めて、ベロベロと舐められないようにジェスの顔をガッシリ両手で押さえる。
すると寝転がって、お腹を見せてくるので、よしよしとお腹を触ってあげるのだった。
現在、何代目のジェスがいるのかは知らない。

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